2019年5月7日火曜日

【報告】ひばりが丘パルコさんで講演会とスリバチウォーキングVol.2

大型連休最終日の5月6日に、ひばりが丘パルコさんの企画で講演会とスリバチウォーキングを開催しました。昨年のひばりが丘パルコさん開店25周年に続く第2回目です。講演会には大勢の方にお越し頂いて「南沢エリアのスリバチ地形」をテーマにお話しをしました。スリバチウォーキングはその南沢の湧水群や落合川をメインに、台地と谷の凹凸コースを皆さんとご一緒に歩きました。

約7キロ。ひばりが丘パルコさんスタート→南沢学園町→笠松坂→立野川→南沢湧水群→氷川神社→ひょうたん池→落合川→多聞寺→竹林公園→ひばりが丘パルコさんゴールというコースです。

講演会の雰囲気はこんな感じです。皆さんに熱心に聞いて頂きとても感激しました。

そしてスリバチウォーキング!ひばりが丘パルコさんからスタート。

落ち着いた町並みの南沢学園町を歩きます。自由学園創設者の羽仁夫妻が、野外教育の場や農場を求めてこの東久留米の土地を10万坪購入し、学園建設の資金にするために8万坪を宅地として分譲しました。残りの2万坪が学園の敷地になりました。

武蔵野鉄道引き込み線跡のたての緑道。戦時中に東久留米駅から今のひばりが丘団地周辺にあった中島航空金属田無製造所までの2.8キロの区間を、小型蒸気機関車が飛行機のエンジン製造のための原材料や燃料を運搬していました。

東久留米は小麦が名産ですね。

笠松坂にある庚申塔。立野川の谷に向かう場所にあります。

向山緑地公園の雑木林。立野川の源流にあたり崖下から水が湧き出します。この日は立野川の上流部は川の流れがなく枯れていました。

氷川神社の参道。南沢湧水群に向かう谷です。

南沢湧水群の湧水スポットのひとつ。

別の場所では水を汲みに来ている女性が。

南沢湧水群は水量が多く住宅地が近いとは思えないですね。いつまでもこの湧水を大切にしたいです。

ひょうたん池。東久留米市の資料によると所沢街道に使った砂利を掘った後の穴とのことです。この池も枯れ気味でした。

落合川は所々直線化され整備されていますが、水はとても綺麗です。写真奥の左側が旧流路の口です。

こういう案内板があるのがいいですね。ここでは水が河床から湧き出ている様子が確認できました。

旧流路を下流に行った直線部との合流地点。

カワニナがいました。

江戸期の山門と毘沙門天が本尊として知られている多聞寺。

GW最後の休日の午後、ランニングや自転車、または散歩と落合川を楽しんでる方が多かったでした。

竹林公園の湧水を楽しんでひばりが丘パルコさんに戻りました。落合川流域はいつ来てもいい所なので、皆さんも是非訪れてみて下さい。

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