2020年4月26日日曜日

2014年9月~12月に開催したフィールドワーク

【2014年9月~12月開催のフィールドワーク】
 『2014年9月13日:仙川』
 『2014年9月27日:谷保・矢川』
 『2014年12月13日:羽村・福生』


『2014年9月13日:仙川』

多摩武蔵野スリバチ学会第1回フィールドワーク。京王線仙川駅から入間川(三鷹市では中仙川)をいったん北上後、上ノ原五差路付近で南下して、国分寺崖線沿いを小田急線成城学園駅までのコース。地図にログの記録はありません。

参加者は総勢約20人。三鷹市中原のスリバチビュー。

この時は、坂道沿いで宅地造成中。

狢沢の谷を歩く一行。

谷頭にあるのがつつじヶ丘公園、小さなスリバチ地形。三鷹市と調布市の市境にあります。

深大寺に通じる尾根道で三鷹市と調布市の市境を確認。ここで京王線方向に戻ります。

入間川の谷を越える京王線。

実篤公園の近くで。

昔の面影が残る大坂。

糟嶺神社に。古墳の上に鎮座しているといわれます。

入間公園は、長細い谷戸地形のスリバチ。階段を上ります。

世田谷四丁目発明の杜市民緑地。国分寺崖線を下ります。

他にもいろいろと立ち寄っているのですが、良い写真がなく。不動橋から多摩丘陵を眺めて成城学園前駅で解散しました。


『2014年9月27日:谷保・矢川』

南武線谷保駅から立川駅まで。立川崖線と青柳崖線沿いの豊かな緑と湧水のコースです。地図にログの記録はありません。

谷保天満宮。亀戸天神社と湯島天満宮と合わせて関東三大天神として知られています。

谷保天満宮は、立川崖線と青柳崖線が近接。社殿に行くには参道を下りますが、これは江戸時代に甲州街道が境内北側の崖上に移動したためです。それまでの甲州街道は崖の下を通っていました。

厳島神社。すぐ横に東京の名湧水57選に選ばれている常盤の清水があり、湧水に恵まれた地です。

実りの秋でした。

谷保の城山。青柳崖線の地形を活かした中世館跡の遺構が残っています。

矢川のおんだし。多摩川から取水された農業用水の府中用水、ママ下湧水群からの清水川、矢川緑地からの矢川の流れが合流するポイントです。

ママ下湧水。ここも東京の名湧水57選に選定。周辺ではわさび栽培が行われていました。

滝乃川学園にお邪魔しました。日本初の知的障がい児者のための福祉施設で、1928(昭和3)年竣工の本館は国登録有形文化財です。

矢川を遡上。

矢川緑地に。東京の名湧水57選に選定、立川崖線下から豊かな水が湧き出しています。

矢川辨財天にお参り。狛犬ならぬ狛蛇です。


『2014年12月13日:羽村・福生』

青梅線羽村駅から拝島駅まで。玉川上水と多摩川沿いの河岸段丘のコースです。地図にログの記録はありません。

まいまいず井戸。羽村駅のすぐ近くにあります。水が得にくい武蔵野台地では、井戸掘り技術が未熟な時代にこのような井戸が作られました。

この坂は、坂の下に禅林寺があるのでお寺坂と呼ばれました。坂の途中にある馬の水飲み場の遺構を見学しているところ。

羽村取水堰と第1水門。1653(承応2)年、玉川上水は羽村取水堰から四谷大木戸までの約43キロが開削されました。

第2水門。取水された多摩川の水は第3水門で村山貯水池、小平監視所で東村山浄水場に向かいます。

福生加美上水公園では、玉川上水の旧水路跡の一部が残っています。多摩川の洪水で何度か堤防が崩壊したため、近くに新堀が掘られました。

田村酒造場。代表酒銘は「嘉泉」、1822(文政5)年の創業です。敷地内を玉川上水分水の田村分水が流れています。

清岩院。応永年間(1394~1428年)創建の古刹。境内には東京の名湧水57選に選ばれた湧水が流れ、日本庭園が素敵です。

河岸段丘が続きます。

多摩川を渡る五日市線。

熊川神社。平安時代にまで遡る古社です。玉川上水分水の熊川分水が流れています。

「多満自慢」で知られている石川酒造で酒蔵見学。1863(文久3)年の創業、国の登録有形文化財の蔵や門が残っています。

敷地内にある夫婦欅。

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