9月15日(土)の新潮講座は、多摩モノレール4回シリーズの第一回目。多摩センター駅をスタートして、多摩ニュータウンの町並みと多摩よこやまの道を楽しみました。
あいにくの雨模様でしたが、8キロと結構歩きました。
多摩ニュータウンは1965年に事業決定。この地図は1964年のため、開発前の地形を見ることができます。
この地図は1980年です。1970年代になると、諏訪(第5住区)・永山(第6住区)・貝取(第7住区)・豊ヶ丘(第8住区)・落合(第9住区)に入居が始まりました。
1999年の地図。さらに落合(第10住区)・鶴牧(第11住区)に建物ができています。多摩モノレールは翌年の2000年に多摩センター駅が開業しました。
多摩モノレールは多摩センターから町田方面に向けて延伸計画があります。軌道が通る予定の道路が多摩モノレール通りです。
雨のため多摩中央公園も閑散でした。。
青木葉天満宮近くの谷戸。多摩ニュータウンの中でも昔の面影が残っている所があります。
平(びり)久保公園にある樹齢500~600年のスダジイ。東京都の天然記念物に指定されています。圧倒されます!
南多摩尾根幹線道路を渡り、多摩よこやまの道に。この付近は現在多摩市ですが、1973年に町田市から編入されました。
多摩よこやまの道は、唐木田から若葉台まで約10キロにわたり整備されています。古代に国府(府中)から見て多摩丘陵の尾根が横になって見えたことが名前の由来です。万葉集で「多摩の横山」と歌われました。
尾根道、分水嶺となっているのがよくわかります。
ここは鎌倉裏街道。新撰組の近藤勇や土方歳三が歩いたと言われています。よこやまの道は他の古道が交差したり縦走していました。
豊ヶ丘のニュータウンに戻ってきました。
かつては賑わいがあった商店街。
このあたりは歩車分離となっていて、下の道路に降りることなく歩行者用道路を歩いて移動ができます。
パルテノン多摩に到着。歴史ミュージアム展示室では、多摩丘陵の開発や多摩ニュータウンの誕生などが常設展として展示されています。興味ある方は是非。
次回の新潮講座は万願寺駅から高幡不動尊まで、多摩川と浅川の沖積地を歩きます。
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